料理長・楠本竜万(くすもと りょうま)の想い
私の料理は、派手なものではありません。しかし、日本料理の真髄である「見えない部分の技」を徹底し、食後にしみじみと「美味しかった」と感じていただけるよう、一皿一皿に精魂を尽くしています。日本料理とは、驚くほど「面倒な作業」の積み重ねです。 例えば、ひとつの煮物でも食材ごとに最適な下処理を施し、工程ごとに鍋を替え、段階的に味を入れていく。こうした妥協のない手仕事の積み重ねこそが、最後まで飽きることのない、美味しい「食の物語」を完成させると信じています。一方で、伝統の味を守りながらも、お客様との距離感には新たな愉しみを取り入れます。
板場を間近に臨むカウンター席では、炭火で素材を焼き上げる姿を楽しみながら、料理人との対話とともにゆったりとお過ごしいただけます。確かな技に裏打ちされた正統な日本料理を、より身近に、心ゆくまで。
日常の中で本物を味わう、心地よいひとときをお届けいたします。
楠本 竜万(くすもと りょうま)プロフィール
香川県出身。地元での研鑽後、日本料理界の重鎮であり「現代の名工」上野研二氏に師事。名店「島家」の料理長として伝統の技を継承し、この度「宝塚 しま楠」料理長に就任。「日本料理コンテスト」大阪府知事賞受賞。
卓越した技術と誠実な手仕事で、宝塚に新たな食の価値を吹き込む。



